Poitto はなぜ生まれたか #3 — 相棒、というアプリを作っています
カスタマイズと一台ずつの個性、そしてAIの進化。三つが重なって浮かんだ「相棒」という発想。Poittoというネーミングの由来と、開発中の今、見ている未来について書きました。
カスタマイズと一台ずつの個性、そしてAIの進化。三つが重なって浮かんだ「相棒」という発想。Poittoというネーミングの由来と、開発中の今、見ている未来について書きました。
若い頃、車を手に入れてまず夢中になったのは、音響や内外装のカスタマイズだった。スペックの話ではなく、「自分だけのオリジナル感」が、運転席に座るたび小さな喜びになった。
ふと思い返す。子どもの頃、エンジン音やドアの閉まる音で家族の誰が帰ってきたか分かった、あの感覚。同じ車種でも、一台ずつ確かに違っていた。
そこにここ数年のAiの進化が重なった。情報の取り方も、誰かとのやり取りの仕方も、急速に変わっている。
——だったら、車そのものが「話せる相棒」になっていい時代なんじゃないか。
擬人化、というアイデアは、こうして自分の中で自然に像を結んだ。
このアプリの名前は Poitto という。
由来は二つある。一つは Point to Point — 点と点を繋ぐ、移動の本質。もう一つは、日本語の 「ぽいっと任せる」「ぽいっと出かける」 という軽やかなオノマトペ。
肩肘張らず、身近にいてくれる存在として感じてほしくて、この響きを選んだ。
正直、開発はやさしくない。
技術的なハードルというより、「相棒」という曖昧な概念を、毎日触れるアプリのかたちに翻訳する作業が難しい。車を心から愛している人だけでなく、車を「移動手段」として割り切っている週末ドライバーやシェアカー利用者にも届く設計にしたい。そこに一番悩んでいる。
夜と週末を使って、机に向かい続けている。
目指している姿はシンプルだ。
購入から、維持の日々、手放す時、そして次の一台との出会いまで。カーライフのすべてに、相棒がそっと並走している。会話の中で生まれる気づきが、安全運転やエコドライブ、車両のいい状態にも自然と繋がっていく。
無理なく、ストレスなく、気づけば、暮らしが少し豊かになっている。
そんな静かな変化を、Poittoで起こしたい。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
リリースに向けて、まだ手を動かす日々が続きます。共感してくださる方がいるという事実が、何よりの燃料です。
未来の移動体験、一緒につくりませんか。
— Poitto 開発チーム