バイクの車検と維持費、ぜんぶまとめ 2026年版 — 何ccから車検?年いくら?
バイクの維持費と車検を6つの問いで整理。251cc以上は車検あり・250cc以下は車検なしの境界、排気量別の軽自動車税・重量税・自賠責、新基準原付、ユーザー車検まで2026年最新版でわかりやすく解説します。
バイクの維持費と車検を6つの問いで整理。251cc以上は車検あり・250cc以下は車検なしの境界、排気量別の軽自動車税・重量税・自賠責、新基準原付、ユーザー車検まで2026年最新版でわかりやすく解説します。
バイクを持つと、車と同じように「維持費って結局いくらかかるの?」という疑問がついてまわります。とくにバイクは、排気量のクラスによって車検の有無も税額もガラッと変わるのが、わかりにくさの正体です。
「自分のバイクは車検が要るのか要らないのか」「税金は毎年いくらなのか」「自賠責はどのくらいか」——このあたりが、ふわっとしたまま乗っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、バイクの維持費と車検の疑問を、次の6つの問いに沿って整理します。
数値は2026年7月時点で確認したものですが、税額や保険料は改定されることがあります。最終的にはお住まいの自治体や公式情報でご確認ください。
まず、バイクの維持費は主に次の要素でできています。
| 費目 | 中身 | かかり方 |
|---|---|---|
| 自賠責保険 | 強制加入の保険 | 車検ありは車検ごと・車検なしは任意期間で更新 |
| 軽自動車税(種別割) | 排気量で決まる税金 | 毎年(4月1日時点の所有者に課税) |
| 自動車重量税 | 車体にかかる国税 | 車検ありのみ・車検時にまとめて |
| 任意保険 | 対人・対物・車両など | 毎年(等級・年齢で変動) |
| 整備・消耗品 | タイヤ・オイル・チェーン・ブレーキ等 | 走行距離に応じて随時 |
| 駐輪・保管 | 月極駐輪場・カバー等 | 毎月 |
このうち税金は排気量クラスで固定です。軽自動車税(種別割)の年額は、一般的に次のようにされています。
| クラス | 排気量の目安 | 軽自動車税(年額) | 車検 |
|---|---|---|---|
| 原付一種 | 〜50cc | 2,000円 | なし |
| 原付二種(乙) | 51〜90cc | 2,000円 | なし |
| 原付二種(甲) | 91〜125cc | 2,400円 | なし |
| 軽二輪 | 126〜250cc | 3,600円 | なし |
| 小型二輪 | 251cc〜 | 6,000円 | あり |
💡 「250ccまでは車検なし、251ccから車検あり」が大きな分かれ目です。ただし、車検がない=点検も自賠責も不要、ではありません。安全のための点検と自賠責への加入は、排気量にかかわらず必要です。
タイヤ・オイル・チェーンなどの消耗品は走り方で大きく変わりますが、目安として、オイル交換は数千円〜、タイヤ交換は前後で数万円になることもあります。消耗品の考え方はタイヤ交換の費用と時期の記事も参考になります。
バイクの車検の有無は、道路運送車両法上の区分で決まっています。
つまり、**「250ccは車検不要」だが「点検・整備・自賠責は必要」**という点がポイントです。車検がないクラスでも、日常的な安全点検やメンテナンスの必要性は変わりません。
2025年に登場したのが「新基準原付」です。これは、総排気量が50ccを超え125cc以下で、最高出力を4.0kW(約5.4ps)以下に制御したモデルを、原付一種として扱う新しい区分です(従来の50cc以下の原付とは別枠で追加された区分です)。
背景には排ガス規制があります。第4次排出ガス規制が2025年11月1日に施行され、従来の50ccエンジンは規制に対応しきれないため、50ccクラスの生産は2025年10月31日で終了したとされています。その受け皿として、出力を抑えた125cc以下の車体を原付一種扱いにできるようにした、という流れです。
💡 新基準原付は「区分は原付一種」なので、原付免許で運転できますが、交通ルールも原付一種と同じとされています(法定速度30km/h・二段階右折・二人乗り不可など)。「車体は125ccサイズだけど中身は原付」という点を取り違えないよう、購入前に区分を必ず確認しましょう。詳細な施行状況や適合車種はメーカーや公式情報でご確認ください。
小型二輪(251cc以上)の車検を通す方法は、大きく3つあります。
車検で必ずかかる法定費用(小型二輪)の目安は、自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料などです。重量税は車検時に2年分をまとめて納め、初度登録からの経過年数で変わり、一般に**12年までで3,800円、13〜17年で4,600円、18年以降で5,000円(いずれも2年分)**とされています。
安全に関わる部分は無理に節約せず、消耗した部品は交換する——という原則が結局は安上がりになります。維持費全体の考え方は車の維持費まるごとの記事や車検費用の考え方の記事も、バイクに置き換えて読むとヒントになります。
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💡 自賠責保険料は2026年11月1日以降に始まる契約から改定される見込みとされています。更新のタイミングによって適用される料率が変わることがあるため、更新時は最新の料金を公式で確認してください。
自賠責保険料の目安(現行・2026年10月末までに始まる契約/沖縄・離島を除く本土)は、排気量クラスで少しずつ異なり、次のようにされています。
| 期間 | 小型二輪(251cc〜) | 軽二輪(126〜250cc) | 原付(〜125cc) |
|---|---|---|---|
| 12か月 | 約7,010円 | 約7,100円 | 約6,910円 |
| 24か月 | 約8,760円 | 約8,920円 | 約8,560円 |
| 36か月 | 約10,490円 | 約10,710円 | 約10,170円 |
※48・60か月といった長期契約ほど、1年あたりの負担は割安になります。前述のとおり 2026年11月1日以降に始まる契約からは、平均で約6%の引き上げ(13年ぶりの改定)が見込まれています。最新の金額は必ず公式でご確認ください。
車検や整備をどこに頼むかで、費用と手間のバランスが変わります。
| 依頼先 | 費用の傾向 | 手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ディーラー・正規店 | 高め | 少ない | 純正整備で安心を優先したい人 |
| バイクショップ | 中くらい | 少ない | 相談しながら任せたい人 |
| 車検専門店・量販店 | 抑えやすい | 中くらい | 費用重視で追加整備も相談したい人 |
| ユーザー車検 | 最も安い | 多い | 自分で点検・書類対応ができる人 |
任意保険については、等級や補償内容で保険料が大きく変わります。考え方は車の任意保険の記事がバイクにも通じます。万一の出先トラブルに備えるならロードサービスの記事も合わせてどうぞ。
Q. 250ccのバイクは本当に車検が要らないの? A. 126〜250ccの軽二輪は車検が不要とされています。ただし自賠責保険への加入と、安全のための点検・整備は必要です。
Q. 車検がないクラスは点検しなくてよい? A. 車検の有無にかかわらず、日常点検やメンテナンスの必要性は変わりません。安全確保が最優先です。
Q. 新基準原付は普通のバイクとして乗れる? A. 区分は原付一種のため、交通ルールも原付一種と同じとされています。車体サイズだけで判断せず、購入前に区分を確認しましょう。
Q. 軽自動車税はいつ払う? A. 毎年4月1日時点の所有者に課税され、多くの自治体で5月末が納期です。金額は排気量クラスで決まります。
Q. ユーザー車検は誰でもできる? A. 書類準備と事前点検を自分で行えばできますが、整備は自己責任になります。不安があれば専門店に相談するのが安心です。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
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Poitto 開発チーム