「行きたい場所リスト」の作り方 — 貯める・取り込む・家族と分ける・忘れない
テレビで見た店も、SNSの景色も、3日たつと名前が出てこない。行きたい場所は思いついた瞬間に地図アプリのリストへ入れ、なぜ・いつなら・誰とを一言足すと、休日の朝に候補出しから始めずに済みます。Googleマップの保存リストとAppleマップのガイド、家族と分ける方法まで。
テレビで見た店も、SNSの景色も、3日たつと名前が出てこない。行きたい場所は思いついた瞬間に地図アプリのリストへ入れ、なぜ・いつなら・誰とを一言足すと、休日の朝に候補出しから始めずに済みます。Googleマップの保存リストとAppleマップのガイド、家族と分ける方法まで。
テレビで見た海沿いのパン屋。友人の投稿に写っていた棚田。「今度行こう」と思ったのに、3日たつと店の名前が出てきません。休日の朝になって「どこか行きたいね」から探し始め、候補を比べているうちに昼になる。行きたい場所は、思いついた日には確かにあったのに、休日にはもう手元にありません。
直し方は、思いついた瞬間に地図のリストへ入れておくことです。当日の組み方は 日帰りドライブの計画術 に、テーマから決める考え方は ドライブのテーマの決め方 にあります。ここで扱うのは、その前の段階、候補を貯めておく側です。
地図アプリの機能名と上限はアプリの更新で変わります。本文は2026年9月時点の整理です。

日帰りドライブの計画で時間を食うのは、道順ではなく候補出しです。候補が3つ並んでいれば、比べて選ぶのは10分で済みます。候補がゼロから始まると、探すだけで1時間かかり、そのまま出かけない日になります。
リストは、その1時間を平日の隙間に散らす道具です。思いついた瞬間に1件入れるのは20秒で、それが半年で30件になります。休日の朝に開くのは、その30件です。
貯める場所の条件は3つです。地図に紐づいていること、スマートフォンから数秒で入れられること、あとで家族と分けられること。この条件に合うのは、地図アプリのリスト機能です。
| 道具 | 貯め方 | 家族と分ける | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Googleマップの保存リスト | 店や場所を開いて「保存」→ リストを選ぶ。既定の「行きたい場所」「旅行プラン」のほか、自分でリストを作れる | リストを共有し、共同編集者を招待できる | Android と iPhone が混ざる家族 |
| Appleマップのガイド | 場所を開いて「ガイドに追加」。ガイドは名前を付けて複数持てる | ガイドを共有できる | iPhone だけの家族 |
| メモアプリ | 店名と一言 | 共有ノート | 地図に紐づかないので、あとで検索し直す手間が残る |
どれでもかまいませんが、1つに決めます。Googleマップとメモと LINE の自分宛てに散らばると、休日の朝にどこを見ればいいか分からなくなり、結局ゼロから探すのと同じになります。

場所を保存するだけだと、半年後に開いたとき「なぜこれを入れたのか」が分かりません。保存のときに、メモ欄に3つだけ足します。
| 足すもの | 例 | 効く場面 |
|---|---|---|
| なぜ行きたいか | 「窯焼きのパン」「棚田の夕方」 | 半年後に候補を比べるとき、一言で思い出せる |
| いつなら行けるか | 「土日は行列」「10月中旬が見頃」「冬季閉鎖」 | 季節と曜日で候補を絞れる。行ってから閉まっていた、が減る |
| 誰と | 「子ども向き」「親と」「一人で」 | 同乗者が決まった日に、リストをそのまま絞れる |
3つとも一言で足ります。長いメモは書かなくなります。
「いつなら行けるか」は、入れた日に店のページで営業日と営業時間を見ておくと、そのまま書けます。半年後に調べ直すより、入れた日のほうが早い。

家族で行きたい場所が違うとき、「夫のリスト」「妻のリスト」「子どものリスト」と分けたくなります。分けると、休日に3つ開いて見比べることになります。
1つのリストを共有して、「誰と」の一言で分けるほうが続きます。Googleマップなら、リストを共有して相手を共同編集者に招待すると、相手も同じリストに入れられます。招待のリンクをメッセージアプリで送ると共同編集者にならないことがあるので、そのときはメールで招待します。Appleマップはガイドを共有します。
子どもが入れた「行きたい場所」がリストに並ぶと、休日の行き先の会話が「どこ行く?」から「この中のどれにする?」に変わります。
行きたい場所が出てくる場所は決まっています。テレビ、SNSの投稿、雑誌やWebの記事、友人の話。それぞれ、リストに入れるまでの手が違います。
貯めるだけで開かないリストは、無いのと同じです。仕組みは2つで足ります。
招待のリンクをメッセージアプリ経由で送ると、共同編集者として登録されないことがあります。メールで招待リンクを送り直すか、相手が Google アカウントでログインしているかを確かめてください。リストの共有設定が「非公開」のままでも開けません。
家族の端末がそろっているほうです。iPhone だけならどちらでも使えますが、Android が混ざるなら Googleマップです。1つに決めることのほうが、どちらかより大事です。
保存したときの「いつなら行けるか」に営業日を書いていても、閉店は防げません。出発の前日に、行く場所のページを1件ずつ開いて営業中かどうかを見ます。5件なら5分です。
100件のリストは開かなくなります。「今年行く」「いつか」の2つに分けて、「今年行く」を20件以内に保ちます。季節が過ぎたものは「いつか」へ移します。
分けます。行った場所は「行きたい場所」から外し、「行った場所」のリストか記録のほうへ移します。行った場所がリストに残っていると、候補を比べるときに毎回読み飛ばすことになります。行った場所の残し方は ドライブの記録、どう残す? にあります。
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思いついた瞬間に地図のリストへ入れ、なぜ・いつなら・誰とを一言足し、家族と1つのリストを分け合い、月に1回開く。これだけで、休日の朝の「どこ行く?」は「この中のどれにする?」になります。
私たちが開発中の Poitto では、行きたい場所を地点として登録し、Webページやスクリーンショットから店名と住所を読み取って地点にまとめられます。貯めた地点は、そのまま順に並べてドライブプランにできます。相棒に「今度の休みに行けそうな所は?」と聞くと、登録した地点と季節から候補を返します。
基本無料。まず iOS で先行リリース、Android 版も順次提供予定。
行きたい場所は、思いついた日にしか手元にありません。
Poitto 開発チーム
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